東京大学航空宇宙工学科

CanSat

CanSatとは

CanSatは缶サットという名前からも想像できる通り
空き缶サイズの小型の模擬人工衛星です。
人工衛星といっても
実際に地球の周りを周回するものではなく
上空で放出される小型の機体といったもので
色々な形があり
四輪車や、ドローン、固定翼など
様々なバリエーションに富んでいます。

CanSatの大会について

我々東京大学工学部航空宇宙工学科、学部3年有志は、
1999年からアメリカネバダ州のブラックロック砂漠にて開催されており、
世界的にも有名なCanSatの大会「ARLISS」に、例年参加しています。
そこでは、カムバックコンペティションと呼ばれる
ケーシングした機体を上空で放出し
そこから自動制御によってゴール地点を目指す部門に参加してきました。
2022年度もARLISSに参加し
自動制御によってゴールを目指し、史上初のフライバックによる0mを目指します。

私たちのチームについて

2022年度の東大からは
“KINGFISHER”と“Hummingbird”の2チームが大会に参加します。
大会でゴール地点を目指す方法は、
地面に着陸してからローバーなどでゴールを目指す「ランバック」
空中で放出されてからそのまま地面に着地することなく飛行しながら
ゴールを目指す「フライバック」
の二つに分かれます。
過去の先輩方はランバックでゴールまでの残り距離0mを達成しており、
今年度の東大チームは2チームともドローンを用いたフライバックで
良い記録を出そうと毎日頑張っています。
フライバックはランバック以上に様々な困難が付きまといますが、
だからこそ挑戦し、記録を出すことに価値があると信じています。

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ご支援のお願い

例年CanSatでは製作資金を研究室よりご援助いただいていますが
本年度は製作資金が半分以下に減少し、
ARLISSに出場するに足る性能を発揮できる機体の製作が危ぶまれる状況になっています。
我々としても経費削減努力を行っていますが、機体の製作、
また実際に機体を試験できる場所までの交通費や大会の出場費用等が嵩んでおります。

そこで、今年度も東大基金を通して皆様からのご支援を募っています。

単なる機械工作に留まらず、機体制御や設計・製作に至るまで全て学生主導で行うプロジェクト遂行能力の育成
という側面もある本プロジェクトの趣旨にご賛同いただける方のご寄付を、よろしくお願いいたします。

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